薪とともに

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    猪肉のしゃぶしゃぶ 美味しい猪肉の理由と食べ方

    こんにちわ、こんばんわsuitenです。

    今年のお正月には猪のしゃぶしゃぶを頂きました。

    牡丹鍋とはちゃうよ?その理由も書いてみました。

    今回はそれをレポートしたいと思います。美味しいさの理由なんてもの調べてみました。

     

     

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    皆さんは猪肉にはどのようなイメージを持ちますか?臭いがきついとか硬いとかネガティブなイメージを持っている人もいますね。

     

    実はネガティブなイメージには理由があります。

     

     

    本日の目次

     

     

     

    豚と猪の決定的な違い

    豚とはどのようなものを指すのでしょうか?豚は猪を品種改良した家畜だそうです。

    この豚と猪の一番の違いは、運動量の違いと生育環境の過酷さが違います。

    豚は家畜として飼われているので、食事に困ることはありません。与えられた量を食べることが中心です。

    飼育されている猪肉はほとんどありません。それなら豚のほうが管理や病気の予防などいろいろと楽です。猪はどう猛なので飼育には危険が伴います。

     

    猪は自然界で摂食する食物を探すことが、生活の中心となります。

    何日も食物を得ない状態で歩き回ることもあるので、豚とは運動量が一番違います。

      

     

    猪肉って豚肉と同じじゃね?

    猪肉(いのししにく、ししにく)は、イノシシの肉。食肉とされる。
    「獅子に牡丹」という成句から、獅子を猪に置き換えて牡丹肉(ぼたんにく)とも呼ばれる。また、獣肉食を避けた名残で山鯨(やまくじら)という別称もある。ウィキペディア

      

    運動量が大きいとなると発達するのは筋肉になります。みなさんが食しているお肉とは筋肉のことです。

    この筋肉は水とタンパク質で構成されています。よく牛肉である霜降りということは筋肉内に脂肪(脂質)か含まれているということになります。

    牛肉でいうハラミとは赤身が中心となり、タンパク質の美味さが際立ちます。

     

    年行ってくると、ハラミのような美味しいさ好みになってきませんか?

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    猪は筋肉が発達しており、越冬するために脂肪もたくさんついています。

    でも、しっかりと赤身の美味しいところもあるので、通にはたまりません。

     

    つまり、猪は一年中運動していることになるので、筋肉がとても発達しています。この筋肉の旨さと脂身の具合が豚と違って美味しいです。

     

    猪肉って硬くないですか?

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    よく猪肉が硬いとイメージされてるのは、かなり筋肉が発達して大きく成りすぎた猪の場合は歯ごたえが強く、硬い肉となってしまいます。

    このため、美味しい猪肉とはあまり大きく成長していない猪だそうです。また成長しすぎた猪は臭いもしてくるそうです。

     

     

    オスがいいのかメスがいいのか、どっちなんだぁい!

    系統などが固定されていないため、家畜と比べて個体差が大きいです。また、雌より雄の方が肉が軟らかいとされています。ウィキペディア

    ウィキペディアではオスのほうが肉が柔らかいということになっていますが、地元の猟師さんはメスのほうが美味いと言います。どっちなんでしょうね?

     

    猟師さんいわく特に美味いといわれているが子供を産んでいないメスだそうです。

    処女じゃないとダメなんだそうです。どうやって分別するのかは謎ですが・・・

     

    今回、わたしが食べる猪肉も処女のメスということです。  

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    オスだと臭いが強くなってくるので、ぼたん鍋のように味噌で風味を足さないと食べられないようです。

    ちなみに猪は、猪を生け捕りした状態で、少しの期間飼育すると豚肉に味が近くなるそうです。 

     

     

    猪の肉を見てみよう 

    猪肉の色は赤みが強く、脂がとても乗っています。味は牛とは違い豚肉に近い状態です。養殖されているわけではないので、とても個体差が大きいと言われています。

     

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     何度も食べていますが、牛のように細かい部位がないようです。いつもこのようにロールになった肉をスライスしています

     

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    脂身と赤みの部分がくっきりとわかれています。まるで豚のバラのようです。

    いつも、これを塩コショウで頂くのですが、今回は特に上等のものだったのでしゃぶしゃぶで頂くことにしました。

     

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    こちらは贈答品として頂いたものです。牡丹の花のように並べていて、見栄えがとても良く見えます。

     

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    しかし、一枚一枚を広げてみると、背中の背筋の部分であり、円のようになっていません。意外と、贈答品のほうが肉の大きさが小さいことがわかります。

    実はパックに入っているほうの猪肉は、漁師さんから直接頂いている、特別なものです。

     

    猪のしゃぶしゃぶ

     

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    しゃぶしゃぶはポン酢とゴマダレで頂きます。 ワンパックで一万円以上するシロモノです。わーい、正月て感じ!

     

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    しゃぶしゃぶの方法は豚と変わりません。箸で掴んでおかないと溶けて何処かに行ってしまいます。 

     

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    数秒温めると徐々にピンク色から食べごろの色へ変わってきます。

     

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    熱を加えるとやや縮みますが、美味しいさバッチリです。

    今回の猪肉はとても柔らかく歯ごたえはありません。しゃぶしゃぶにするぐらい上等のものなので臭いは全くしません。

     

    豚と比べると油こっさが豚より少なく淡白な味ですが、美味しさは格別です。

     

    しゃぶしゃぶで食べれるくらいの新鮮で保存状態のよい、上質な猪肉ではしゃぶしゃぶができます。

    いつかは自分で狩猟ってみたいなぁーっていつも思います。

     

     

    過去の猪肉の記事はこちら  

     


     

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